2025.6.15

【プロが解説】塗料|耐熱シルバーの選び方|サーモジンBシリーズがおすすめ

耐熱性に優れたシルバーの耐熱塗料が知りたい。

耐熱塗料って一般塗料とどう違うんだろう?

といった悩みを持ち耐熱性に優れたシルバー塗料を探している方のために、高温環境で使える専門塗料の特徴と選び方を初心者でもわかるように解説します。

知らない人が多いのですが、高温では一般塗料の樹脂が分解してしまい、保護機能が失われてしまうんです。だから高温の環境下では、一般の塗料では、ダメなんです。

現場での作業効率向上と安全性確保のため、耐熱塗料の性能比較と実績に基づいた信頼性の高い耐熱塗料製品を知りたいといったお客様に向けて50年以上にわたり高機能性塗料の開発・製造・販売を行ってきたリーディングカンパニーの弊社、東京熱化学工業が初心者でもわかりやすいように徹底解説していきます。

耐熱塗料とは?

耐熱塗料は、高温環境下でも塗膜の性能を維持できる特殊な塗料です。

一般的な塗料では対応できない200℃以上の高温環境でも使用でき、金属の酸化や腐食を防ぎながら、劣化も防ぎます。

排気系部品や各種プラント設備、調理器具など、高温にさらされる機器や設備の保護に広く使われています。

断熱性を持った耐熱塗料を使えば、高温機器の表面温度を下げて安全性を高められるほか、熱効率の向上にも貢献します。

お客様「なぜ一般的な塗料では高温部分に使えないのでしょうか?」

東京熱化学工業「高温では一般塗料の樹脂が分解してしまい、保護機能が失われてしまうんですよ。」

耐熱塗料の選択は、使用環境や目的に応じて適切なものを選ぶことが重要です。耐熱温度や色調、乾燥方法などの特性を理解して、最適な製品を選ぶことが重要です。

耐熱塗料に求められる性能と特徴とは?

耐熱塗料に求められる主な性能は、業界によって違いますが弊社の耐熱塗料に関してお問い合わせいただく耐熱塗料を必要としているクライアント様でよく寄せられる要望で多いのが下記の6つです。

東京熱化学工業では、耐熱性だけでなくプラスアルファでお客様が必要としている機能性を十分に満たすことができる製品ラインナップが多数ありますのでまずは、お気軽にお問い合わせください。

東京熱化学工業のサーモジンBシリーズは、常温乾燥型でありながら最大800℃までの耐熱性を実現した優れた製品もございます。

耐熱塗料を選ぶ際は、単に温度だけでなく、使用環境に応じた耐薬品性や、食品衛生法への適合性なども考慮する必要があります。弊社は、SDS (製品安全データシート)も用意しており安全性と品質に徹底した管理をしております。

一般塗料と耐熱塗料の明確な違い

一般塗料と耐熱塗料の最も顕著な違いは、やはり耐熱性能の部分です。

一般塗料は最大でも80℃〜150℃程度の温度までしか耐えられないのに対し、耐熱塗料は200℃以上の高温環境でも機能を維持できます。

両者の具体的な違いを表にまとめると次のようになります。

一般塗料は高温にさらされると樹脂が分解して変色や剥離を起こしますが、耐熱塗料は特殊な耐熱性樹脂を使用しているため、高温でも安定した性能を発揮します。

サーモジンBシリーズのような高性能耐熱塗料では、常温乾燥型でありながら最大800℃までの耐熱性を実現しています。

また、シルバーカラーの製品は、美観と機能性を両立させており、工業用途だけでなく、自動車のマフラーなど見た目も重視される部分にも適しています。

お客様「高温になる部分に一般塗料を使って失敗した経験があります」

東京熱化学工業「それはよくある話ですね。高温部には必ず耐熱温度の余裕をみた耐熱塗料を選ぶことが重要です。」

耐熱塗料を選ぶ際は、使用環境の最高温度を確認し、それに適した耐熱温度グレードの製品を選択することが長持ちさせるコツです。

耐熱温度による塗料の分類方法

耐熱塗料は、耐えられる最高温度によって自社でどれを採用するか判断することも可能です。

この温度分類は製品選択の基準となり、使用環境の最高温度に合わせて適切なグレードを選ぶことをおすすめします。

サーモジンBシリーズを例にした耐熱温度による分類をまとめたので是非参考にしてください。もちろん不明点あればいつでもお気軽にご連絡ください。

サーモジンBシリーズの各製品は、基本的に「プライマー(下塗り)」と「シルバーまたは調色品(上塗り)」の2種類があります。

プライマーは素材との密着性を高め、上塗り塗料の性能を最大限に引き出す役割を果たします。

耐熱塗料の選択は、単に温度だけでなく、使用環境の他の要因(屋内・屋外、接触する化学物質など)も考慮することが重要です。

特に屋外で使用する場合は、耐候性のある製品を選ぶ必要があります。

シルバー耐熱塗料の特徴と選び方のポイント

シルバー耐熱塗料が選ばれる理由

シルバー色は太陽光や熱を効率的に反射する特性があり、塗装面の温度上昇を抑制します。

これにより、部材の熱による劣化を防ぎ、耐久性が向上します。

また、シルバー耐熱塗料は金属表面の酸化や腐食を防止する効果も備えています。

耐熱シルバー塗料の主な用途と適用例

耐熱シルバー塗料は多岐にわたる産業分野で活用されています。

主な用途としては下記のようなものがあります。

あくまでも推奨ですので気になる方は、ぜひお問い合わせください。

サーモジンBシリーズの優れた性能と特長

サーモジンBシリーズは高温になる設備や機器の酸化腐食を防止するために開発された常温乾燥型の高機能塗料です。

製鉄所や火力発電所、化学プラントなど過酷な環境で使用される設備の保護に最適な性能を備えており耐熱塗料専門のリーディングカンパニーとして多数の導入実績がございます。

多くの耐熱塗料は塗布後に180℃以上の高温で焼き付け処理が必要ですが、サーモジンBシリーズは室温でも乾燥するため、現場施工や大型設備への適用が可能なんです。

初期コストは一般塗料より高めですが、高温の環境下には、塗り替え頻度が大幅に減るため、耐熱塗料がおすすめです。

サーモジンBシリーズは、耐熱塗料に求められる性能と使いやすさを高いレベルで両立した製品として、プロの現場で確かな信頼を得ています。

高温環境での機器保護と美観維持を同時に実現したい場合の最適な選択肢と言えるでしょう。

まとめ

今回は、耐熱シルバー塗料と選び方に悩んでいる初心者でもわかりやすいように耐熱シルバー塗料の性能や選び方・事例をまとめましたがいかがでしたでしょうか。弊社東京熱化学工業のサーモジンBシリーズであれば耐熱性能を持ち、耐熱性に優れているため、厳しい環境下でも長期間保護効果を発揮します。

耐熱塗料でお困りのことがあれば東京熱化学工業にお気軽にご相談ください。